特殊電気施術

SSP療法

当院の電気施術は従来の低周波治療とは違い、【SSP療法】という特殊電気施術を行っております。

SSP療法とは

SSP療法とは円錐形状の金属電極を用いた体表面刺激療法。『鍼を刺さないハリ治療』と呼ばれ、数々の基礎研究と臨床研究が行われペインクリニック、リハビリテーションといった痛みの専門分野から内科、産婦人科、小児科、歯科などの幅広い分野に広がっています。さらに鍼治療の本場、中国、韓国にも認められSSP療法は、世界各国に輸出されています。

金属電極の先は尖っていますが、鍼のように刺すわけではありませんので、痛みはありません。
この電極の形はツボを刺激するためには大切で、ここに電流を流すことで鍼と同じような刺激を加えることができるのです。

SSP療法の作用機序

ゲートコントロール説

向こうずねを机の角などにぶつけたとき、思わずぶつけたところをさすったり、なでたりしますが、そうすることで痛みが幾分薄れていくように感じることがあります。 
この現象はゲートコントロール理論によって説明されているものです。 
すなわち、痛みのある場所をさすったり、なでたりすることで軸索を持った太い神経線維(Aβ神経線維・体性求心性神経)に大量の情報を送り、細い神経を伝わる痛みの情報を脊髄レベルで阻止してしまうというものです。 
SSPはこの太い神経線維を選択的に刺激することが出来ますので、痛みを和らげる効果があります。

局所血流の改善による発痛物質の除去

痛みを伴う局所の組織内では、神経を刺激して痛みを発生させる発痛物質(カリウム、ブラジキニンなど)と呼ばれる化学物質が血流の停滞と共に組織内に蓄積されて慢性的な痛みの悪循環を引き起こします。 
そこにSSPの刺激を与えるとその刺激は体性求心系神経を通って中枢に運ばれると同時にその軸索側枝から逆向きに局所へも伝わります。
その結果、サブスタンスPやCGRP、VIPといった化学物質の分泌が促されて局所血管に働きかけます。 
その結果血管透過性を促進させ血流改善や蓄積した発痛物質の血管への吸収が起こり、痛みが和らげられます。

内因性モルヒネ様物質による下行性の痛み抑制効果

SSPによる刺激も生体側にすれば一種の侵害刺激として受け取られます。 
こうした刺激に対して生体には下行性の感覚抑制と呼ばれる反応があります。 
これは脳の中にその痛みを和らげようとする反応(神経シナプスに内因性モルヒネ様物質が分泌され、痛みを抑制する引き金になる)が起こります。 
この結果、痛みを抑制しようとする情報が脊髄を下行し、痛みの情報を脳に送る神経にシナプス前抑制をかけ、痛みの情報を脳に伝わりにくくするのです。 
SSP療法による難治性疼痛の緩和は主にこのメカニズムを利用したものです。

ストレス緩和による自然治癒力の回復

SSP療法は多数の電極を多分節的に装着できます。
このため刺激による鎮痛作用と同時にストレス誘因性の鎮痛効果も生まれます。 
この結果、交感神経系の働きが抑制され手足が温まり心地よい眠りを誘発します。 
SSP療法は、痛みを緩解して痛みの悪循環を断ち切る以外に、ある意味でストレスを一時的に与えることによって、もとからあるストレスを緩和し、自然治癒力(恒常性維持機能)を発揮できるように治癒機転を与える方法ともいえます。

効果・効能

  • 疼痛緩和
  • 筋力アップ
  • 筋緊張緩和
  • 機能回復
  • 免疫力の増加
  • 冷え性の改善
  • 姿勢改善
  • 腰痛・肩こり改善